トゥーティエン塔
 
  遺跡の名称 : トゥーティエン塔
  遺跡の年代 : 13〜14世紀
  近くの都市 : Quy Nhon (クイニョン)
 
 
 

不安定だが踏ん張り立ち続けているチャム塔は祠堂の1棟。
その基壇部分は著しく崩壊が進み原形を留めていない。

遺跡の周囲には広大な田畑が広がっている。時たま近くの村人が野良着姿に鍬を抱え自転車にまたがり颯爽と通り抜けていく。Xin chao!Chao em!Chao anh!(コンニチハ!)と声をかけるが、たいがいは日焼けした笑顔だけが返ってくる。
しばらくすると、今度は水牛達が狭い道いっぱいに近付いてくる。慌ててシャッターを切り三脚をたたみ藪側に身を寄せたところで、目の前を通り過ぎながら糞をした。奴らはその香りを残し尾っぽをふりふり去って行った。

さて、基壇部分の崩壊だが自然の雨風だけによって崩れたのか・・・。
いや、そうでは無いようだ。どうやら近くの村に暮らす子供達の格好の遊び場になっている。一人の子供が器用な手付きでレンガを左右にずらしながらスポッと抜いたのを見た。
こらァー!Khong duoc!

その内部には焚火の跡が残り、突然のスコール時などの避難場所となっていた。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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