現存するチャム塔の中では最大規模を誇る高さ約30mの主祠堂を中央に配し、南・北副祠堂の3棟から構成されている。
建築様式や装飾模様には、明らかにクメール芸術の影響が見られ、
その基壇や屋蓋の装飾部分には砂岩が多用され、4層からなる屋蓋上部には蓮の玉座が乗っている。また、側壁部分のナーガ(蛇神)の彫刻は力強いタッチで表現され見応えがある。
夕景の撮影準備のため、日没前にセッティングをしようと思い、カメラを担いで藪の中に入った。2、3歩進んだ所で何気なく振り向くと、そこにはいつもと違い何故か手ぶらで突っ立っているガイドさんがいた。
彼いわく、グリーンスネーク、スズメ蜂が怖いとのコト。・・・・・おれも怖いが行くしかない。 |