カィンティエン塔
 
  遺跡の名称 : カィンティエン塔 / 銅塔
  遺跡の年代 : 12〜13世紀
  近くの都市 : Quy Nhon (クイニョン)
 
 
 

気品漂うチャム塔は祠堂の1棟。
ベトナム語では『仙女/天使の翼』と呼ばれている。

遺跡の周辺は広大な耕作地に取り囲まれている。しかし、この地を訪れた時には近辺の村人にすれ違うことも無く、田畑で作業している姿も見かける事は無かった。一帯は平穏な静けさに包まれていた。

屋蓋の四隅に張り出した装飾用の壁柱には、砂岩を用いた翼のような形状をしたマカラ(水を操る力を持つ怪魚)の装飾が施されている。 この南部地方の乾季は12月から4月頃までを指す。当時のチャムの人々は豊作を願い降雨を祈願したのだろうか…。

遠くにトォクロォク塔を望むことができる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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