東を向いて並列に建っているチャム塔は主祠堂を中心に南・北副祠堂の3棟。
建立時の外壁に施された装飾模様の彫刻は繊細で美しい仕上がりであったことが想像できる。レンガを積み上げた後、彫刻刀で直接削り出していく当時の職人たちの技術力の高さを感じる。しかし、その外壁の傷みは激しい。
祠堂の入口上部はレンガをずらしながら積み上げていく、いわゆる迫り出し積み構造となっている。また、内部の壁面には神像や装飾品を飾るためのニッチ(壁龕)が施されている。
地方に出掛けると、たびたび放し飼いにされた犬に遭遇することがある。この時も敷地に入ろうとした時、突然飛び出してきて吠え立てるは唸るはで撮影どころではなかった。
そんな時は、ひとまず退散だ! |