基壇装飾が特徴的なチャム塔は主祠堂を中心に南・北副祠堂の3棟。 チェンダンとは日本語の『栴檀』を指す。 祠堂の基壇部分には砂岩を多用して、象と蓮のレリーフや踊るアプサラ(天女・妖精)、戦いを演じる人々、また楽器を演奏する人々の彫刻が絵巻風に施されており、他の遺跡と異なった印象を受ける。 過去に基壇修復工事が行われたのか、比較的良好な状態を維持している。